マーケティング戦略策定プロセスのワンパスを通そうよ

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システム開発時に聞いたよ。そもそも「ワンパス」とは

前回の続きです。私が、メディア開発をやっているときに、要件定義から実装のタイミングでよく聞いた言葉が「最低限、ワンパスを通そうよ」です。ここでの意味は「最低限、うごくものをまずは作ろうよ」という意味です。
 マーケティング戦略策定プロセスのフレームワークは非常に遠大に出来ているために、「しっかりと完璧に身に付ける頃には時間が経ってしまっている」という私的な重大問題があります。
 ※写真は、クレヨンしんちゃんもオンライン時代に突入したよという図

マーケティング戦略策定プロセスでワンパス回したい!!

グロービス等の本を参考にマーケティング戦略策定プロセスをおさらいします。大別すると分析フェーズ、立案フェーズ、展開フェーズの3つ、中分類に分けると6つになります。とても×10、長いですね。
 これらのプロセスを長時間をかけて、ひとつひとつ着実に身に付けるのではなく、「グダグダでもいいから、さくっとワンパスを通す」という大それた試みに挑戦したいと思っています。

■マーケティング戦略策定プロセスの手順
①【分析】環境分析
②【分析】マーケティング課題の特定
③【立案】セグメンテーション、ターゲティング
④【立案】ポジショニング
⑤【展開】マーケティングミックス
⑥【展開】実行計画の策定

ところでフレームワークって何だっけ?

 フレームワークって何だっけ?ということで、ここでもグロービスのページを拝借します。

■フレームワーク framework
 フレームワークとは、汎用的に用いられるMECEの切り口。3Cや4P、ビジネス・システムなどがある。
 フレームワークを理解し、考えるチェックリストとして利用できれば、大きな視点を見失わず、見落としを防ぎながら、効率よく分析や解決策の立案を行える。また、有名なフレームワークを使えば、コミュニケーションの際にも説明が省けるというメリットがある。 一方で、フレームワークで考えることのデメリットもある。1つ目は、なまじフレームワークを知っているために、そこで思考が停止してしまい、掘り下げが浅くなってしまいがちになるということ。2つ目は、分析そのものが目的化してしまい、意味のない分析に時間を費やしてしまうことである。 いずれにせよフレームワークは、現実のアクションに結びついて初めて意味を持つという点を認識する必要がある。

 さすがグロービス、分かりますいです!マジ神。
 つまり、「先人たちが考え抜いた、抜け漏れのないチェックリスト」なのです。知の結集です。天才にはこんなものは必要ないと思いますが、凡人にはありがたいアンチョコ・虎の巻なのです。ありがたや~~。
 ちなみにMECEですが、私は30代のころはこの概念も知りませんでしたので、こちらにコピペします。グロービスさんありがとう!連呼!!

■MECE Mutually Exclusive Collectively Exhaustive
MECEとは、英語のMutually Exclusive Collectively Exhaustiveの頭文字を取ったもので、「モレなくダブりなく」という意味。
MECE、物事を分解し、構造化して考える際、その完成度を確認するのに役立つ。例えば、トラブルを解決する場合、状況を調べて問題箇所を特定する必要がある。その際、いくつかのポイントに分解して考えることが重要になる。この分解にモレがあると重要なポイントを見落とすし、ダブりがあると効率よい分析ができない。

 さて、ここで大事なのは、グロービス教授(これから引用するときは教授と呼びます)が言っている通り「フレームワークは、現実のアクションに結びついて初めて意味を持つという点を認識する必要がある」にあります。つまりフレームワークの名前をすらすら言えても実際の行動に結びつかないと意味ないよねと言っています。

実践的な課題として2つで考えてみます。

 早速、フレームワークを学ぶためには題材が必要です。今回は2つ考えました。一つは「足で稼ぐ営業部隊を強くするためのインバウンドマーケティングを支援するBPO事業」です。
 もう一つは「ビジネスパーソンのための学びのC2Cマッチングサービス事業」です。以下に解説しています。

①足で稼ぐ営業部隊を強くするためのインバウンドマーケティングを支援するBPO事業
 法人を対象としたB2Bビジネスです。
 私が勤務する会社はメディア企業なのですがそれを例にとって新しい事業を説明します。誰が何を言おうとコンテンツがコアバリューと社内で共通認識しており、そのコンテンツを支えることが営業部隊の存在意義(レゾンデートル)となっている会社です。法人営業部門の営業の足腰がすさまじく強く、ヒラメ筋は発達している。とにかく取引先に企画書を作っては持っていく、新規広告主にはアウトバウンド営業をしかけ、受注後は自分で進行管理も行う。まさに先発完投型の選手がたくさんいる組織です。これは技術力が高い(高かった)メーカーによくあるパターンだと思います。
 そんな会社をイメージしながら、足腰の強い営業を支えるための「インバウンドマーケティング」を代行する事業です。ポイントは元来営業とマーケティングとはなかなか融合することが難しいもの、そんな事情をしっかり把握しながら業務を行うイメージです。First Moment of Truthは、いままで考えもしなかった顧客に営業が合えた瞬間です。

もうひとつは、

②ビジネスパーソンのための学びのC2Cマッチングサービス事業
 個人と個人を繋ぐスキルシェアC2Cビジネスです。
 私が勤務する会社の同僚は、学びに対して貪欲な姿勢です。研修を聞くことは好きですし、グロービスをはじめとしたMBAに通っている人もいます。またそれぞれの自身のスキルアップのために英語を学ぶ人、分析を学ぶ人、本当に自己投資にお金を惜しみません。
 しかしその裏返しには、今の会社があと何年間つづくのかと漠然とした不安があります。そして65歳まで今の仕事を続けられるわけがないし、そのあとの35年間も生活も不安が尽きません。
 学びは、広く教養を広げて自分の幸せを広げるものと、自信の仕事やキャリアを形成するためのものの2つがあります。私がイメージしているのは後者の学びです。学びもコスパの時代です。ビジネスパーソンの個人と個人を結ぶ新しい学びのエコシステムをつくる事業です。
 First Moment of Truthは、週末に学んだことが翌週に役立ったと実感できた時です。

 どちらも今日考えた事業案ですが、こちらの2つを使ってフレームワークを試して見たいと思います。次回へ続く・・。

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